無理ゲー社会
◇きっかけ
子ども4人いながらも人生の“無理ゲーさ”に押し潰されそうに感じてたので、
その原因と打開策を見出すために一読。
◇感社会が無理ゲーになる原因は、資本主義やリベル化の進展による
①世界の複雑化 ②(中間)共同体の解体 ③自己責任の強調 と理解した
そこで重要となるのが、“才能”である点も理解出来るが、
著者のいう“才能”は、“平均以上の経済力や家庭力を持てる力”とみえ、
万人(少なくとも私自身)向けではないように感じた。
私が思う‘才能’は、‘生きがいをみつけ、辛い状況や心境でも懸命に生きれる力’と考えさせられた。
本書内に或る犯罪者(とその家族)の絶望を描いているが、もし私の身内にこの犯罪者のような精神性を持ってしまったら、
‘うまくいかない事ばかりで辛いだろうけど、Gameという生きがいを大切に犯罪とか極端なことをせずに生きていこう’
というメッセージや心持ちが必要なのではないかとも思えた。
絶望的な内容の本書だがそこから湧くなにかを考えさせられる点で稀有な一冊
想
◇示唆
①子どもや後進には無理ゲーの3要因に注意しつつ、‘才能’を育成していく
②無理ゲーな社会を打開する一策として“ゲーミフケーション”なのではないかととも思えたので、
このblogではその実証実験もしていく