自己肯定感を上げる OUTPUT読書術
Selfmanagement強化が目下の課題である中で現状最も実践にかなう本。現在、実力派の書評youtuberである著者は、過去にウツ病となった経験から“同様に苦しんでいる人のために出来ることをしよう”という想いが、youtube動画や本書の出版につながった。その勇気や優しさが根底にある本書は、ただのハウツー本にとどまらない力を持つ本。
POINT
・読書によって、人は自己肯定感を高め人生を好転させることができる
・何より重要なことは、読書の目的を明確にすること
・OUTPUTとは、自分が仕入れた情報を表現すること
・読書とは精神を削る行為ではなく、精神を満たす行為
・「終わりの時間」を意識すること が大切
・4step…準備、読解、要約、発信
38歳までにgenre問わずに1,000冊以上読書したけど、outputはほとんどしてきておらず、30歳頃からはoutputに課題を持ちつつも行動には至らず。。そんな私が本書(と『結局、人生はアウトプットで決まる』)をきっかけにこのようにwritingするようになるほど影響力が強い一冊。
実践してみたところ、“自己肯定感が上がる”とは主に3つだった。①優先事項の選択…何が自身にとって重要かを深く考えられるようになった ②承認欲求の歪みに気づいたり調整する機会になった…記事の反応を気にし過ぎたり、期待し過ぎる感情を調整できた ③Communication向上…outputしたものを家族と話する際には今までにないほど深い会話が出来るようになった
また、output(あるいはinput)は読書に限らずとも効果が見出せると思う。パワポ資料、Instagramへの写真投稿、描いた絵をTwitterへ投稿、おもしろい日常をTicktockへupload、ポケカやマイクラの実況動画をyoutubeに載せるetc、やってみたいけどなかなかやれなかったことも先ずは一度やってみた方が良いと思う!
OUTPUTすることで得られるもの。それは〝変化〟です。自分の能力も、物事に対する捉え方も、世界の見え方も、全てが変化する。ありきたりな言葉で言えば、人生そのものが変わるのです。それは、投資した時間やお金とは比べ物にならない価値として、あなたに大きな喜び、そして無限の可能性をもたらすでしょう